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一般皮膚科

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一般皮膚科|戸塚駅直結の皮膚科、アレルギー科、美容皮膚科、小児皮膚科|女性医師による診察

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一般皮膚科

皮膚のことなら何でも相談ください

女性の肌

皮膚トラブルはとても身近な病気です。地域の皆様が、年齢問わず、皮膚に関してお困りになっていることを、気軽に質問ができ、「来てよかった」「聞いて良かった」と言って頂けるクリニックを目指しております。どんな些細なことでも気になることがございましたら遠慮なさらず御来院ください。
皮膚科専門医として、そして皮膚全般の「スキンケアパートナー」として、普段のスキンケアから疾患の治療までお手伝いできたらと思います。

よく見る病気(common disease)

  • 手湿疹

    手指、手の平、手の甲、手首がカサカサになり、皮がむけて、ひび割れができたり、ぷつぷつ水ぶくれになる状態です。手荒れは水仕事をする方に多い病気ですが、食器用洗剤やゴム手袋、シャンプー(特に美容師さんや入浴介護をする方)などが原因となっている場合もあります。普段のケアが非常に大切で、保湿をしっかりし皮膚を保護した上で、皮疹がある部位にステロイド外用薬などを外用し炎症を抑えます。

  • 蕁麻疹

    蕁麻疹を詳しく見る
  • アトピー性皮膚炎

    アトピー性皮膚炎を詳しく見る
  • ニキビ

    顔や胸、背中にできる赤いポツポツです。日本では90%以上の人が経験する疾患で、現在は早期からの積極的な治療と炎症軽快後の維持療法が保険診療で可能となっております。ニキビができると気分的にもすぐれず、日常生活にも影響を及ぼします。また、ニキビを放っておくと、表面がへこみデコボコになり、ニキビ痕が残ってしまいます。早めに当院をはじめとする皮膚科専門医にご相談なさることをお勧め致します。クリニックで処方できるにきびの外用薬は大きく分けて3つあります。
    抗菌薬、レチノイド(ディフェリン)、過酸化ベンゾイル(ベピオ)また、上記二剤が混ざったデュアックやエピデュオがあります。症状に応じて抗菌薬や漢方薬の内服を併用致します。また、上記治療でも改善が得られないにきびの方には、保険外での治療もご提案しております。
    日々のスキンケアもとても大切です。スキンケア方法が間違っているとせっかく治療しても効果が十分に得られません。当院では、ご希望があれば、にきびの方にお勧めのコスメなどもご紹介致します。

    自費診療

    • ケミカルピーリング
  • 脂漏性皮膚炎

    頭、眉、鼻周囲、耳など皮脂が多く分布する場所に赤くカサカサしたものができる疾患です。マラセチアというみんな持っている常在菌が原因のひとつと言われています。この疾患は何度も繰り返す疾患で、完全治癒は難しく、再発しないいい状態を保つのが目標となります。中年以降の方に出やすいですが、生後1ヶ月前後でも見られます。お子様の場合は成長と共に改善することが多いです。治療は攻めのステロイド外用剤と守りの抗真菌薬が主体となりますが、フケの厚みが厚い場合などはワセリンやオリブ油を併用頂くこともあります。痒みが強い場合は抗アレルギー薬の内服を併用致します。慢性疾患のため、漠然と長期にステロイド外用を処方されている方も多く、中には気づかないうちにステロイドによる副作用がでていることもあり、ステロイド外用が逆に悪循環となっていることもありますので皮膚科専門医による診察をお勧め致します。

  • 水虫、爪水虫

    水虫は、白癬菌(はくせんきん)というカビの一種が足の皮膚や爪に入り込んで発症する疾患です。水虫というと痒みを伴うイメージがあるかもしれませんが、痒みを伴わない場合もあります。爪に感染すると、爪が白く濁り、ボロボロとした感じに厚くなります。体や陰部、頭部にでることもあります。同じような症状で湿疹ということもあり、治療は真逆となりますので、まず顕微鏡検査などによる正確な診断が必要です。市販薬を使用することで逆に症状を悪化させてしまう場合も多くあります。水虫を疑った場合は市販薬を使用せず、早めに顕微鏡を持っている皮膚科専門医を受診ください。

  • ヘルペス

    単純ヘルペスが原因の疾患で、小さな水ぶくれが多数集まってできる疾患です。口唇にできる口唇ヘルペスや陰部にできる性器ヘルペスがよくあります。ほとんどの大人が神経の中に単純ヘルペスウィルスを持っていますが、症状が出る人と出ない人がおり、中には再発を繰り返す方も多くいらっしゃいます。抗ウィルス効果のある内服薬ないし外用薬を症状によって処方致します。いつも同じ部位に再発を繰り返すという方には初期症状が出たら速やかに一日分内服するという方法もあり、再発したとき用の薬を1回までは処方することが可能です。

  • 帯状疱疹

    水痘帯状疱疹ウィルスという水ぼうそうのウィルスが原因で起こる痛みが特徴的な疾患で、赤い斑点や水ぶくれができます。子供の頃にこのウィルスに初めてかかると水ぼうそうとして発症するのですが、それが治っても、神経節というところにウィルスが潜んでおり、免疫力が低下した時に再活性化し神経に沿って発症します。人によっては発熱することもありますし、顔面に出ると目の障害や顔面神経麻痺を合併したり、内耳の障害によるめまいや耳鳴り、陰部や臀部だと膀胱直腸障害を起こすこともあります。痛みの程度は人によって様々ですが、帯状疱疹は神経を障害しながら進行するので、後遺症を残す方もいます。この神経痛を残さないためにも、早期に診断し早期に治療を開始することが非常に重要となります。帯状疱疹の初期は他の疾患との鑑別が難しいこともありますので、早めに皮膚科専門医を受診することをお勧めします。
    尚、一度発症すると後遺症を残してしまい患者様のQOLの低下をさせてしまう恐れのある疾患のため、当院では帯状疱疹の予防接種もお勧めしております。

  • 乾癬

    頭、肘や膝、臀部を中心に、皮膚が赤く盛り上がり、フケのような白い物が厚く付いてボロボロ剥がれ落ちる疾患です。痒みを伴うこともあります。遺伝的な要素に加え、様々な環境因子(高脂血症、肥満、薬剤、ストレス、感染症、妊娠など)が関連していると言われております。爪の変形や関節炎を伴うこともあります。また、発疹が全身に及ぶこともあり、温泉に行きづらいなど患者様のQOLを低下させてしまうことがあります。決してうつる病気ではありません。
    治療法はステロイド外用薬やビタミンD3外用薬、そしてそれらの合剤が基本とはなりますが、慢性的に良くなったり悪くなったりを繰り返すので、患者様の症状の程度、置かれた状況などに応じた様々な治療法をご提案致します。最近では、軟膏、ゲルだけでなく、泡の外用薬もでております。当院では局所型の紫外線療法の機械もあるため、塗り薬の効果が充分でない時は紫外線を当てて治療致します。保険適応でできる治療です。

  • 掌蹠膿疱症

    手の平、足の裏に膿が溜まった膿疱といわれるものが多発する疾患です。膿には菌がいませんので、うつる病気ではありません。爪の周囲に炎症が及ぶと爪の変形なども起きます。喫煙や扁桃腺炎、歯科金属、虫歯や歯周病などが関連していると言われております。手足の症状のために、常に手を隠して生活をしたり、痛くて歩けないなど患者様のQOLを低下させます。また、10-30%の方に胸肋鎖骨間骨化症などの関節症状を併発することがあります。喫煙している方には禁煙も治療のひとつになります。症状に応じてビオチン療法や抗生剤内服、ステロイドやビタミンD3外用治療をし、改善乏しい時は紫外線療法の併用を提案することもあります。どれも保険診療内でできる治療です。

  • 円形脱毛症

    直径数cmの範囲で頭の毛が円形に抜ける疾患です。一カ所のこともあれば、数カ所におよぶことも、全部の毛髪が抜けてしまうこともあります。ストレスが原因と世間では言われていますが、実際のところ原因はわかっておりません。自分の中にあるリンパ球が毛を攻撃していることによって発症すると言われています。発症すると自然に数ヶ月で治ることが多いですが、再度他の部位に脱毛が出現し繰り返すことも多くあります。脱毛を来す疾患には甲状腺機能異常や膠原病、梅毒など他の疾患もあります。場合によっては採血をさせて頂きます。セファランチンやグリチロンなどの内服やフロジン液、ステロイド外用、経過によっては紫外線療法や液体窒素療法をご提案し、治りを早くすることもが可能です。

  • 尋常性白斑

    肌の色が白く抜けてしまう病気です。日常診療の中では比較的高頻度に見られるものですが、皮膚の色がまだらに白く抜けるため、非常に患者様は精神的にお辛いと思います。当院では、ステロイド外用薬やプロトピック軟膏、ビタミンD3外用薬などに加え、局所に照射できる紫外線の機械を持っております。保険診療で治療が可能ですので是非受診ください。

紫外線療法

光線療法は紫外線の免疫反応を抑える作用を治療に活用しています。
塗り薬だけでは良くならないときに、光線療法が用いられます。発疹に直接紫外線をあて、過剰な免疫反応を抑える治療方法です。当院で用いているエキシマライトはFlexSysという機械で、皮膚の病変部にだけ局所的に治療するターゲット型UVB照射器で、痒みが治まるのが早く、副作用のリスクが少ないなど、治療効果を実感しやすい紫外線治療です。保険適応疾患の方の費用は、
3割負担の方⇒1回に1,000円程度(初診料、再診料などを除く)
1割負担の方⇒1回に350円程度(初診料、再診料などを除く)
となります。

製品の特長

  • 高い臨床効果を誇るエキシマライト
  • 紫外線暴露を最小限にするターゲット型
  • 治療をスピーディにする短時間照射(1ショット数秒程度です)

こんな症状の方におすすめ

  • 症状の出ている面積が小さいので、そこ以外に紫外線を当てたくない
  • 乾癬やアトピー性皮膚炎などによるかゆみが強い
  • 凹凸がある部分で他の紫外線療法では影になったり、光が当たりにくい部位に症状がある
  • 他の紫外線療法後、部分的に症状が残っている
  • 他の紫外線療法であまり効果が出ていない
  • 飲み薬や塗り薬による治療ができない

適応疾患

尋常性乾癬、尋常性白斑、掌蹠膿疱症、アトピー性皮膚炎、円形脱毛症

通院頻度

週に1-2回程度。症状が落ち着いてきたら間隔をあけていきます。

治療できない方

  • 光線過敏症のある方
  • 皮膚悪性腫瘍の合併・既往のある方
  • 免疫抑制剤内服または外用中の方(ネオラール内服、プロトピック軟膏外用)

リスク、副作用

赤み、やけど、色素沈着